テレビ雑缶

テレビやドラマ、マンガなどの感想などをつづります。

【エルピス】2022年の秋ドラマは一つだけ見ることにした

初めて最終回まで完走した朝ドラ「ちむどんどん」と夏ドラマ「初恋の悪魔」の完走で燃え尽きてしまい、秋ドラマは見る予定がなかったのですが、あちこちで評判になっている「エルピス」が気になってTverで視聴してみました。まだ初回しか放送していないので追いつくなら今。面白くなかったらやめようと。

www.ktv.jp

エルピスという言葉は聞きなれない単語ですが、このような意味があるようです。

『エルピス-希望、あるいは災い-』(エルピス きぼう あるいはわざわい)は、2022年10月24日よりカンテレ制作・フジテレビ系列の「月曜夜10時枠の連続ドラマ」枠にて放送中のテレビドラマ。主演は長澤まさみ。

タイトルのエルピス(Elpis)とは、古代ギリシャ神話で様々な災厄が飛び出したとされる「パンドラの箱」に残された「希望」あるいは「災い」の兆候のことである。

Wikipediaより

テレビ局の女子アナだった浅川恵那(長澤まさみ)が週刊誌に路上キス写真を撮られたことがきっかけで、深夜の情報バラエティ番組『フライデーボンボン』のコーナーMCを担当することになります。そんな中、とある事件で死刑囚になった犯人が冤罪であることを証明するために動き出すというミステリー、サスペンス系のドラマ。

好きなジャンルなので、恐らく見続けるとは思うのですが、主人公の浅川恵奈がトイレで嘔吐するシーンが何度も出てくるので、そのシーンは非常に見るのがつらい。つられてしまいそうになるので、なんとかそのシーンを減らしてもらいたいものです。

好きなドラマとの共通点

秋ドラマは見ないと決めていたのに、なぜエルピスだけ心を動かされたのか。その答えはスタッフにありました。

キャスト&スタッフ | エルピス —希望、あるいは災い— | 関西テレビ放送 カンテレ

脚本の渡辺あやさんは「今ここにある危機とぼくの好感度について」(NHKドラマ)を担当した人。このドラマ、松坂桃李のダメっぷりがハマっていて毎回見ていました。そして、プロデューサーの佐野亜裕美さんは、「カルテット」(2017年)、「大豆田とわ子と三人の元夫」(2021年)を担当したプロデューサーでもあります。どちらのドラマも、リアルタイム視聴はしなかったのですが、後から見てとても好きになったドラマ。

無意識に選んでいるつもりだったのですが、好きになる要素がちゃんとあったことに驚いております。ミステリーやサスペンスは好きなジャンルなので、余程のことがない限りは最後まで見てしまうではないかな。

ちなみにこのドラマは6年前から構想があったとのこと。文春にインタビューが掲載されているのでぜひ読んでみて。

bunshun.jp

パワハラシーンはあえて残した

ドラマの中でわかりやすいパワハラシーンが何度か出てきます。それに対する制作側の意図はこういうことらしい。(文春のインタビューより)

これを書き始めた6年前より今のほうが、「ハラスメント」の描写に対する視聴者の反応が敏感になっていると感じます。当初は『フライデー☆ボンボン!!』チーフプロデューサーの村井(岡部たかし)みたいなおじさんって「普通によくいるよね」という気持ちで書いたんですが、今はこういう人物が、よりドギツく見えて、拒否されてしまう空気がある。そこをどう考えるかという議論は、佐野さんと最後の最後までしました。結果、残したんですが。

確かに数年前に比べるとパワハラやジェンダー、コンプライアンスによりうるさい世の中にはなっています。だからパワハラシーンも「今どき、そこまでするか?!」と若干違和感があったのですが、あえて残したという制作サイドの意図があるよう。

どの登場人物も何かしらの深い闇がありそうだし、主人公の浅川(長澤まさみ)が心身の不調を抱えながら、冤罪の真相解明にどう立ち向かっていくのかも大きな見どころの一つ。

まだまだ謎は始まったばかりですが、どう展開していくか楽しみなドラマですね。