※ネタバレがあるのでご注意を。
エルピス第3話が放送されました。
今秋のドラマはこれしか見ていないのですが、前回に引き続き淡々と進行しつつも、大きな動きがありました。
浅川の嗚咽からの二人の流れ
冤罪事件について詳しく取材し、映像を撮りためた主人公の浅川(長澤まさみ)と岸本(眞栄田郷敦)。満を持して、番組の企画会議にあげ一度は通りかけるも、番組のテイストと合わないということで結局は却下。
うまくいかず落ち込む浅川のところに、かつての恋人・斎藤正一(鈴木亮平)がたずねてきます。マスメディアとしての正しい役割を果たすべく奮闘するも、うまく進まない日々を思いついに嗚咽する浅川。斎藤が頭ポンポンする流れから二人は夜をともにします。
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長澤まさみの嗚咽号泣が見ててつらかったこの回。浅川と斎藤の男女の絡みもあり、濃い流れとなりました。でもお互いに好きでそうなっているかと言えば、そうでもない感じもあり。
乾いた関係
クールな関係
ドライな関係
そんな言葉が浮かんできます。
どこか仕事の延長のような雰囲気もあるし…。
さて、企画がボツった浅川ですが、ただでは転びません。
彼女が担当するフライデーボンボンの放送日、予定していた動画を本番直前に差し替えるという賭けに出ます。実はそれが、自分達が撮りためた冤罪事件の取材動画だったのです。そして、策略通り本番で流されます。
当然、バックヤードでは大騒ぎ。
どうなる?!浅川、岸本!
どんな処分が待っているのか?!
今度こそ表舞台から消されてしまうのか?!
(ハラハラドキドキ)
斎藤も政治家(麻生太郎氏がモチーフか)と会ってたり、まだまだ闇がありそう。
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それにしても、長澤まさみのキリっとした表情に見惚れてしまいますね。この脚本を書きあげたときに「浅川役は長澤まさみしかいない」とオファーをし、二つ返事でOKをもらったエピソードからもわかるように、長澤まさみありきで作ったとも言えるドラマ。それはもうドンピシャでハマっています。(あてがきではないとのことだが)
美しい女優さんのさまざまな表情や演技を堪能できるのもドラマの醍醐味。次週も楽しみ!