たまたまBSでフジテレビの番組をみていたら、懐かしいドラマが始まりました。当時の大大大人気だったドラマ「東京ラブストーリー」の第7話(再放送)。
1991年に放送されたこのドラマが始まると「街からOLがいなくなる」(みんなテレビを見るために帰宅するので)と言われていたんですよね。平均視聴率は30%を超えていたはず。平成初期、フジの「月9」が栄華を誇っていた頃のドラマです。
オープニングで小田和正の名曲「東京ラブストーリー」が流れ、不覚にも涙が出そうに…。
出演者は、織田裕二、鈴木保奈美、江口洋介、中山秀征、有森成美、懐かしい。懐かし過ぎ!
そして脚本は・・・
我らの坂元裕二
であります。ドカーンと画面に映し出される脚本家の名前。あれ?脚本家ってこんなに大きく紹介されるんだっけ?しかし、このころは全く脚本家が誰であるかも知らず、毎週見ていたんだよなあ。
それにしても、平成初期は携帯電話すらないし、喫煙シーンは多いし、今とは全然異なる世界であるな。コンプライアンスと言う概念もほとんどなかった時代の話。
◼️缶ドリンクをそのまま公園のゴミ箱へ
飲み終えたコーヒーの缶をそのまま公園のゴミ箱へ。この頃は、分別せずにゴミを捨てていたんだよなあ。(ペットボトルもまだ普及していなかったかも)
◼️煙草を吸うシーンが多い
この頃のドラマは喫煙シーンが多いですね。昔は電車の中でも吸えたぐらい、自由に喫煙できていたのですから。飛行機の中でも吸えたなんて今から考えると嘘のような話。
◼️ジャケットの肩パッドがパンパン
ジャケットの肩パットがすごいことに…!超合金のキャラクターかと思ってしまうほど。そういえば当時の流行りだったかも。女性のジャケットにも結構大きめの肩パットが入っていた時代がありました。
◼️電話のシーンがすべて固定電話
電話のシーンがすべて固定電話!これが最も時代の変遷を感じるシーンでしたね。この頃はスマホはおろか携帯電話すらなかったので、とにかくひたすら固定電話。メールもないので、何かあれば電話、何もなくとも電話。しかし外での連絡手段は公衆電話のみ。かけることはできても受けることはできません。恋する男女がすれ違ってしまうのは当然のことでありましょう。
◼️車が古い
道路のシーンに激しく時代を感じました。特に車の形が明らかにレトロ。ヘッドライトの形が今と全然違っていましたね。
◼️演技が微妙
鈴木保奈美、織田裕二、江口洋介、みんな若過ぎました。セリフが棒読みなのは若さと経験の少なさゆえ、仕方がないか。この頃は、一本調子でわざとらしい演技でもOKが出ていたんだろうなあ。
◼️画面のサイズが違う
テレビ画面の左右に黒い余白が表示されているのが気になった…!
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たまたま見た懐かしいドラマ、しばし平成初期へのタイムスリップを楽しませていただきました。皆様ももし見る機会があればぜひ。平成初期の頃の社会ってこうだったのか!と改めて振り返ることができて楽しいひとときでした。