テレビ雑缶

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【エルピス 第6話感想】長澤まさみが「贈る言葉」を熱唱!圧巻の歌唱力に驚き

このドラマが始まった時に、誰がこんな展開を予想したでしょうか。

長澤まさみ、「贈る言葉」を大熱唱である。圧巻のワンコーラス。

※ネタばれあり

 

エンディングが毎回少しずつ変わるところとか、出演者がエンディングの歌に参加するなど「大豆田とわ子と三人の元夫」を彷彿させる演出があったのですが、そういえばプロデューサーが同じであった。納得。

そしてストーリーの方は、前回が岸本回なら今回は

恵那恵那恵那恵那恵那あああああああ

の「恵那回」である。

またもジェットコースターのような展開、あっという間の1時間。面白い、実に面白いではないですか。

 

浅川恵那(長澤まさみ)

元カレ斎藤と愛を深めていた恵那ですが、冤罪事件を追う中で利害が対立。結局二人は別れてしまいます。彼からの別れようのメッセージに、電話を抱えて号泣する恵那。乙女な一面を垣間見せます。上手い。

当初、冤罪事件の続編放送は報道部に任せるべきと主張していた恵那ですが、CPの村井がフライデーボンボンで放送することを決定。世間に大反響を呼び、報道部も無視できなくなります。当初は記者として報道番組にゲスト的な形で呼ばれた恵那ですが、最終的には降板させられた花形ニュース番組に返り咲き。大大大大抜擢。

それにしても、古巣のニュース番組に戻った恵那はめちゃくちゃカッコよかったですね。キリッとしていて、長澤まさみの真骨頂と言った雰囲気。正直、長澤まさみは大河ドラマの「きり」(真田丸)のイメージしかなかった自分にとって、改めてすごい女優だと確認する機会となりました。

そして、記事タイトルにも書いた「贈る言葉」の熱唱。一部のフレーズじゃなく、ワンコーラスの大熱唱。しかも上手い。驚いた。驚いてばかりだ、このドラマは。

ちなみにエンディングの歌にも長澤まさみが参加しているそうだ。憧れの女優は松たかこだと言うが、かなり近づいているのではないでしょうか。

岸本ディレクター(眞栄田郷敦)

前回あと一歩で上手く行きそうだった娘とは無事カップルになれた模様。これだけ頑張ったのだからご褒美があっていい。冤罪事件続編放送後は、フライデーボンボンの番組終了に伴い経理部に異動。

恵那がニュース番組に返り咲き、冤罪事件を追いかける時間が取れなくなってしまったこともあり、単独で事件を追い続けます。(経理の仕事は?)

村井CP(岡部たかし)

冤罪事件の続報番組をフライデーボンボンで放送すると決断。おそらく相当な覚悟を持って決めたのでしょう。彼なりに思うところがあっての行動だと思われます。しかし相変わらずのパワハラ、セクハラ発言は健在であります。

放送後はけじめとして、関連会社への出向が決定。

斎藤キャップ(鈴木亮平)

恵那に指輪を送ったり愛を深めたりといい感じの前半でしたが、利害関係が対立(ドラマ内では相克の関係と表現)することで別れを告げます。いずれそうなるだろうとわかってはいましたが、お互い本当に好きなのではないかというところまで話が進んでいたので少し残念な気もします。

テレビ局も辞めて、本格的に政治の道へ行くことを決意。

↓次回予告、怖い…不穏なシーンが散りばめられている…!