NHK大河ドラマ 「どうする家康」の第2回目の視聴をどうにか終えました。SNSでは「どうする家康反省会」なるハッシュタグも生まれ、既視感のある流れになっています。
↓既視感の正体
ネット上では
- 場面がバラバラでわかりにくい
- CG多用は安っぽい
- ちゃんと馬に乗って欲しい
- BL展開は今ここでは必要ない
- 信長の風貌やキャラがあり得ない
- 火縄銃連射はないだろ!時代考証をちゃんとして
などの意見が反省会勢を中心に噴出していました。
徳川家康は好きな武将の一人なので、私も相当期待して見ていたのですが、今のところ置き去りにされた感が大きくて、この先見続けられるか不安であります。ちなみに、脱落者が多数出たといわれる「平清盛」や「花燃ゆ」も完走した実績があるので、よほどのことがなければ見続ける自信はあったのですが、今それが揺らいでいます。
最初の数回がつまらないことは大河ドラマあるあるなので、もう少し我慢してみるべきなのか。
とはいえ視聴率はあまり落ちなかったらしい
前作「鎌倉殿の13人」は初回の17.3%から2回目14.3%へ大きく下落したのに対して、どうする家康は1回目が15.4%、2回目が15.3%とほとんど変わらず維持できています。初回放送の視聴率が歴代ワースト2位とかで話題になっていましたが、2回目だけ比較すると言うほど悲観する数字でもないことがわかります。評判と視聴率は必ずしも一致するとは限らないのが興味深いところ。
人質時代を書いて欲しかった
1話目の感想で子役時代がないことを指摘したのですが、なぜ書いたかというと、家康の人質時代を知りたかったから。今まで、幾度となく大河ドラマに出てくる家康ですが、主人公ではないため、ある程度の年になってから登場します。人質時代が書かれることはありません。例外として「麒麟がくる」で織田家で暮らす竹千代がちょこっと登場したぐらい。
#どうする家康 尾張時代の竹千代ぎみ……、別の世界線ならば、干し柿をくれるキレイなお兄さんがいたのに……_(:3 」∠)_#麒麟がくる pic.twitter.com/MfeTltknlq
— あかね@シン・珍獣 (@aoikazura_aka) 2023年1月15日
前回、平和に囲碁を交わした
— はるかさん (@Haruka2007Toshi) 2023年1月15日
信長と竹千代さんはどこへ…#麒麟がくる pic.twitter.com/ObZyRcS4TX
家康にとっての人質時代ってすごく長いし、この経験が人格形成に影響を与えているはず。主役にでもならない限り、この時代のことはほぼ書かれることはないだろうと思っていたんですよね。
第2回目は、「回想として」人質になる経緯やトラウマになるような激しい相撲のシーンは出てくるものの、これが果たして後々「人質時代ってこうだったんだね」と一つの物語として繋がっていくのかは今のところ不明です。うーん。
実は「やる夫」で知った家康の生涯
もう何年も前ですが、家康の生涯については「やる夫が徳川家康になるようです」で知りました。大作なので読み終わるのに何日かかかりましたが、家康の生涯というとこういう内容がベースになるものと思ってしまいます。
家康自身の迷いや逡巡、失策、それらをフォローする家臣たち。そしてその後の成長。中には裏切りもあり、たくさんの経験を積んで天下を取る様子、大坂の陣を経て最期のとき。書籍以外で家康の生涯を細かく知ることができる貴重なコンテンツですので、興味がある方はぜひ見てみてください。(ただし、ホントに長いです)
家康と家臣団たちのやり取りってホント面白いんですよね。今のところ「どうする家康」では暴力的なシーンも多くて目をそらしたくなる場面もありますが、この先、そういうほっこりする場面も出てきて欲しいものです。