今頃ですが、プライベートバンカーが最終回を見終わりました。
お仕事ドラマはたくさんありますが、プライベートバンカーという今まで見たことのない設定、一代で地位を築いた富豪ならではの苦悩、唐沢寿明や鈴木保奈美など、ちょっと古い(!?)方たちの活躍など、個人的には全編楽しく視聴しました。
ドラマ紹介
“プライベートバンカー”…
豊富な金融知識と広い人脈を武器に、富裕層相手に資産管理・資産形成の助言を行う、 マネーのプロフェッショナル。その仕事は多岐にわたり、投資やビジネスの助言から、家族間の揉め事の解決まで、『資産を守るため』何でも行う――。
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毎回登場する、金融関係のちょっとした豆知識なんかも面白かったですよね。(専門的過ぎて、解説を聞いてもよくわからない回もありましたが)
天宮寺アイナグループの資産が、代表の妻であり副社長の美琴(夏木マリ)やその子供達にどう引き継がれていくかが最大の焦点でしたが、結局は財団を作ってそこで資産を管理することになり、副社長や子供達には一切財産がいかないという結果に。
ここまでドロドロの財産争い劇を繰り広げてきた子供たちも、最後はあっさり納得するところは違和感がありました。最終回はとにかく話を畳まなければいけないので、この辺の展開は作り手の都合が見て取れたり。個人的には最後の最後までドロドロして欲しかったわけですが。
しかし、ここで終わらないのがプライベートバンカー。ラストで謎多き男・庵野甲一(唐沢寿明)の真骨頂が。いやー、思いがけないどんでん返しがありましたね。飯田久美子(鈴木保奈美)が経営する和菓子屋に、お団子を買いにきていた老人男性が、まさかまさかの会社の経営者で富豪だったとは。そして、天宮寺アイナグループを飲み込もうとしていたこと、それを手引きしていたのが、庵野という。
わー、これは続きが見たくなるやつ!
天王寺アイナグループの件は一旦収束したものの、裏での買収劇はまだまだ続くみたいです。これは続編、あるか?
余談ですが、夏木マリと土屋アンナを親子役にした人が天才過ぎる!雰囲気が似ているし、どちらも強い女性役がピッタリ。さすがです。