2025年の春ドラマが出そろいましたね。
まずはNHKの定番の2本。
- 大河ドラマ「べらぼう」
- 朝ドラ「あんぱん」
その他、民放のドラマは1〜2本と考えていたのですが、気がついたら
- 対岸の家事
- 人事の人見
- ディアマイベイビー
- 夫よ、死んでくれないか
この4本を視聴しております。途中脱落しなければ、このラインナップで行こうと思っているのですが、実は早くもダメかも知れんと思っているのが朝ドラ「あんぱん」でして。
いくら幼少期の話とは言え、時系列が「?」だし、あんぱんのエピソードにこだわり過ぎているせいか、他の重要な描写が雑になっているのが残念です。脚本が中園ミホ氏だったので期待したいたのですが、違和感満載。
- 嵩が歩いて母親に会いに行くのだが、10Kmぐらいある距離をGoogleマップなどない時代にどうやって行ったのか
- 嵩の母親が子を捨て再婚するが、史実ではシングルマザーとして自活しようと2年ぐらい奮闘していたらしいではないか。そんな描写は全くなし
- 人が主人公というより、あんぱんが主人公
- 主人公のぶが粗暴に描かれていて、感情移入できず
- オープニング曲が朝ドラっぽくない。ガチャガチャしている。(この曲で今年の紅白出場?)
- 林田アナのナレーションが、明るいトーンで物語のシリアスさとマッチしていない(林田アナが悪いわけではない)
それにしても、10Kmの道のりをはるばる母に会いに行ったのに、親戚の子扱いされた嵩がかわいそう過ぎる…。本来であれば、涙が出るシーンのはずですが、上述したようにそこに至るまでがツッコミどころ満載で、そのことに気を取られ没入すべきシーンが頭に入ってこなくなりました。
朝ドラ視聴は、「ちむどんどん」「虎に翼」そして「あんぱん」と3作目ですが、これは早々に手を引いた方が良いかも知れませんね。とは言え、3週目からは、いよいよ今田美桜が登場するので、少しはマシな展開になるとよいなと期待しつつ、同じぐらい不安もあります。