テレビ雑缶

テレビやドラマ、マンガなどの感想などをつづります。

ドラマ「人事の人見」第1回の感想

見る予定ではなかったのですが、予告を見て気になったのでTverで視聴しました。

番組紹介
2025年4月クール火曜よる9時放送。松田元太、地上波連続ドラマ単独初主演!!会社の人事部に焦点を当てた、痛快オフィスエンターテイメント!!古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュア過ぎる主人公・人見廉(松田元太)と、会社を変えたいと日々奮闘するヒロイン・真野直己(前田敦子)が、個性豊かな人事部の面々と共に、会社の中で巻き起こる社員の様々な問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。老舗文具会社「日の出鉛筆」の人事部に突然中途入社した、元バックパッカー・人見廉(松田元太)。海外からヘッドハンティングされた人事のエキスパートと噂されていた人見は、実は職歴なし、常識なし、ほんの少し語学ができるだけの男だったが、彼のピュア過ぎる性格と自由過ぎる発想により、人事部のメンバーを巻き込んで、社員にまつわるあらゆる問題を解決しながら、古い体質の会社とそこで働く人々を少しずつ変えていく。(Tverより)

ひとことで言うと、ガチャガチャしたドラマです。
その分、難しいことを考えなくても見ることができるので、エンタメとして消費するにはちょうどいいドラマかも知れません。

人事部を舞台にしたドラマは、ちょっと珍しいですね。今流行りの、パワハラ問題や若手社員による退職代行エピソードなど旬なネタが出てきます。

各出演者に関する印象や役柄はこんな感じ。

  • 平田美和(鈴木保奈美)
    人事部の部長。キャリアウーマンの設定だが、プライベートバンカーの時とほぼ同一人物。キーキー言っている。
  • 真野直己(前田敦子)
    真面目でパワハラ撲滅に燃える人事メンバー。人見と対照的。自身もパワハラを受けた経験がある。
  • 人見廉(松田元太)
    そのキャラをMAX生かした役。おバカキャラだけど、ほんとは違うのかも?独特の感性で問題を解決するが、周りはハラハライライラ。
  • 須永圭介(新納慎也)
    典型的な「仕事しない人」。いつも美顔ローラーで顔をこすっている。ただしイベントの司会などははりきってこなす。
  • 森谷詩織(桜井日奈子)
    何でもイラストにしてSNSに投稿するヲタク系メガネっ子。実は活躍回があると睨んでいる。
  • 堀愛美(松本まりか)
    お色気で社内のえらい人達を籠絡している。実は一番社内に顔が効くらしい。裏で手を回し、一つトラブルを解決。
  • ミン・ウジン(ヘイテツ)
    人事部の若手。ハッキリものを言うイマドキの若者。
  • 里井嘉久(小日向文世)
    常務取締役で人事担当。おだやかな佇まいで無茶ぶりをするえらい人。今のところ、ただのえらい人だが、小日向さんが普通の人で終わるわけがない。

このように登場人物の個性がはっきりしていて、わかりやすい役割分担になっています。ストーリーは、ジェットコースターのようにスピード展開、どんどん話が進んでいくので、少なくとも、話が進まずにイライラすることはありませんが、出演者の言動にイライラする人は多そうだなあ。

そのかわり、頭を空っぽにしてみることができるので、そこはいいなと。このドタバタした雰囲気が苦手な人にはおすすめしませんが、私はもうちょっと見てみようかなと思っているところです。

破天荒で社会人経験のない人見が、なぜ保守的なこの会社に入れたのか、しかも常務の肝入りで…その辺の謎なんかも、今後解けていくのかな?