ついに最終回…。
あらすじ
その愛は、母性?依存?それとも――。ある女性マネージャーが、1人の担当俳優へ向ける、異常なまでの愛情。そのサマに、周囲の関係者は口をそろえて「気味が悪かった」と話す。その愛がエスカレートしていった時に事件は起き、やがて日本中を巻き込む大事件へ――。
毎週、楽しみにしていた「ディアマイベイビー」 。
とにかく芸能マネージャー役の松下由樹の怪演がすごくて、「うおっ」となっておりました。
最終回前では、拓人(野村康太) の前から姿を消していた恵子(松下由樹 )でしたが、拓人は恵子ロスになってしまい仕事にも身が入らない様子。姿を消したとは言え、定期的に拓人が好きなものを宅配で事務所に届けてくれる恵子。その住所を辿って会いに行くことに。
2人は再会できたのですが、恵子が身を引く決意は変わることなく。結局はまた離れ離れになってしまうのですが。
・・・
この回は、恵子がずっと白い服を着ているのが気になったんですよね。拓人から身を引いて、山梨の人里離れた別荘のようなところに住む恵子ですが、そんなはずれに住んでて誰に会うでもないのに、白いセーターに白いスカート。普段着っぽいアイテムではありますが、まるでウェディングドレスを意識しているようなその衣装に、何らかの意味が込められていた気がして、軽くゾクッと。
拓人は恵子への思いが募り、別荘までに会いに行き、一緒にいたい旨を伝えるけれど、恵子は一緒にいることはできないという拒否の気持ちが強く。そりゃ、美羽に硫酸をかけて一人の女優人生を終わらせた罪とか、数々の犯罪まがいの行為などは許されるものではないですが。拓人が会いに来たら、手離しで喜ぶかと思っていた私にとって、何だか意外な行動です。
最終的に恵子は滝つぼに身を投げて終焉になってしまう(!!)のですが、芸能界をあっさり引退してしまった拓人のその後の生活が…
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖いーーー!
そう来たか!!一生、恵子を自分の「推し」として暮らしていくことを決意したようで。
いやー、恵子のせいで女優人生が終了になるわ、一緒になるはずだった拓人に捨てられるわで、美羽の人生がどうなってしまうのか等のツッコミどころは満載でしたが、期待を裏切らない、いや期待の斜め上を行く展開に「おおお!」となって終了。テレ東のドラマ制作陣の皆様、渾身の最終回をありがとうございました!