テレビ雑缶

テレビやドラマ、マンガなどの感想などをつづります。

今さらですが、ドラマ「凪のお暇」( TBS・2019年)を一気見しました

まだHuluの契約期間が残っているうちに、何かドラマを見ておこうと思いまして。いろいろ検討していたら、なぜかSNSに流れてきたのが「凪のお暇」。そういえば、当時は結構話題になっていた気がするなぁと、視聴することに。

番組紹介

多くの漫画賞を受賞した話題作を主演・黒木華でドラマ化!
いつも人の顔色を伺いながら周囲に合わせることで、日々何事もなく過ごすことを目標にしている28歳OL・大島凪。しかし、場の空気を読みすぎて他人に合わせて無理をした結果、過呼吸で倒れてしまう。

そこで、自分を見つめ直すため人生のリセットを決意。

住んでいたマンションを解約し、付き合っていた彼氏や関わっていたすべての人たちとの連絡も絶ち、コンプレックスだった天然パーマもそのままに、幸せになるため人生の再生を図る。追いかける元カレと新しく出会う人たちを巻き込んだ人生リセットストーリー。

凪の元カレ・我聞慎二は高橋一生、人生をリセットした凪が新たな生活先に選んだアパートの隣の部屋に住む男・安良城ゴンを中村倫也が演じる。
(Tverの番組情報より)

黒木華演じる「凪」は、くるくるとした髪型や風貌から、てっきり美大系のちょっとゆる目の女の子を想像していたのですが全然違いましたね。真面目で律儀、礼儀正しい節約家。いい意味で裏切られました。

凪が会社を辞め、「暇」(いとま)の期間に起こるさまざまな出来事を通して、自分探しをするストーリー。恋愛の要素もあるけれど、人間再生物語の部分も大きく、凪を中心とした成長物語として楽しむことができました。映像や空気感もすごくよかった。

凪の元カレ・慎二(高橋一生)のモラ男度は気合いが入っていて、そのセリフや言い回しに何度もイラっとしましたね。他へは人当たりがいいのに、凪に対してだけ厳しいというか憎まれ口を叩くと言うか。思いっきりモラハラ発言をぶちかますし、そのくせ、振られて号泣するなど、まともに相手にするとめんどくさいキャラクター。不器用という言い方もできなくはないけれど、自分が凪だったら一生許さないと思う。一度口に出したものは、どうやっても消えないですから。

次に、凪の隣のゴン(中村倫也)。もっとヤヴァイやつかと思っていたのですが、最初こそつかみどころがなかったものの、ふわっとした優しい癒しの空気をまとった彼は、慎二と対極のキャラクター。複数の女性と関係を持つ博愛主義者でしたが、最後は凪に本気になるという展開。ここも、ある意味リセット(女性関係)でしたね。それにしても凪のモテ期がうらやましい。

そしてうららーーー!時には大人顔負けの鋭いアドバイスをする、凪の隣人・小学生のうらら。演じたのは、白鳥玉季ちゃん、大好きです。「テセウスの船」の熱演も素晴らしかった。

とにかく、エレガンスパレスで繰り広げられるコミュニティがとてもよかった。ああ言うご近所付き合いはちょっと羨ましいですね。昭和の頃には、あんな雰囲気も結構あったと思うのですが、令和の世の中、しかも都会であのようなお付き合いはなかなかできないですよね。

そして、ファーストサマーウィカの使い回しが!
公式Webで知ったのですが、毎回別の役で登場していたんですね。3回ぐらいしか見つけられなかったのが悔しい。
放送当時は、「ウイカを探せ」と言うハッシュタグもあったそうで、ウイカ本人もノリノリだったみたい。これはリアルタイムで見たかったなあ。

【その他感想メモ】

  • 三田佳子はさすがです。老婆メイクをしていても、肌がきれいで光って見えました。
  • うららの母親役・吉田羊は、キャリアウーマンとかキリッとした役のイメージがあったので、控えめなシングルマザー(しかし、建設会社の役員!)と言う役が意外でしたが、ハマっていました。よき。
  • パワーストーンのブレスレットが弾けるあたりの描写は、よかった。成長や変化を象徴するような場面で、上手い演出だなぁと。
  • 凪が結局、毒母(片平なぎさ)の呪縛に負けて、坂本(市川実日子)とコインランドリーを経営する約束を反故した展開は、ちょっとモヤっとしましたね。私が坂本さんだったら、凪とは訣別していたと思う。
    そういえば、片平なぎさを見たのは久しぶりだなあ。
  • 武田真治のママ役がまたいい。脇で話を回していく人の存在って大事ですよね。

ちなみに、エレガンスパレス周辺は、とてものんびりした田舎っぽい風景でしたが、立川市ってホントはもっと都会です。(特に駅前)あれは、微妙に立川をディスっていないか?と設定に苦笑い。実際のロケ地は八王子だったみたいですね。

…といろいろ書いてきましたが、とにかく、いいドラマでした!
ありがとうございます!