
毎週楽しみにしていたドラマ「鬼女の棲む家」が最終回を迎えました。
イントロダクション
『鬼女(きじょ)だけは敵に回してはいけない』
SNSに映るわずかな情報から住所や家族構成まで特定し、
世に晒して炎上へと追い込む情報社会の鬼“鬼女”。一度標的にされると、社会的信用も人間関係も、
人生そのものも焼き尽くされる。かつて、既婚女性掲示板(略して“既女”=“鬼女”)で始まった
主婦のひまつぶしは、次第に度を越え、
時に超人気タレントや大物政治家を
破滅に追い込むまでの影響をもつほどに。昼間はごく普通の主婦の仮面をかぶる星野明香里(石田ひかり)は
裏では“鬼女”として、歪んだ正義による“私刑という快楽”を貪る。ある日、“ヒイラギ”と名乗る謎の人物からDMが届く。
「炎上させてほしい人間がいる」
断れば、次に晒されるのは――
正義と狂気が反転する、令和の寓話。
(公式サイトより)
序盤は、「鬼女」として活動する明香里(石田ひかり)の姿を、一視聴者として面白おかしく眺めていましたが、物語が進むに連れて不穏な空気が…。
- 明香里の夫・透の浮気や散財問題(やはり竹財さん、期待を裏切らない)が発覚
- 不登校の息子・歩夢も父親が働く回転ずし屋で寿司テロをして大炎上
- 娘・咲良も怪しい音楽プロデューサーに襲われる
など、星野家は家族崩壊の危機に。
星野家を危機にさらした張本人「ヒイラギ」(どうやって星野家に侵入できたのか謎、謎、謎)が現れ、家族の修羅場を生配信され、透は刺され、もうしっちゃかめっちゃかな状態に!まあ、普通には終わらないだろうとは思っていましたが、ここまでぐちゃぐちゃになるとは。
ヒイラギの正体は、何年も前に明香里に炎上させられた不倫芸能人でした。
いやー、まさかここで小沢真珠が登場するとは!
「牡丹と薔薇」
…懐かしいですね。
徹底的にぼたんを苛め抜くいじの悪い女性役がピッタリでした。
ヒイラギによって、すべてをさらされ、ネット炎上の渦中の人になった星野家ですが、刺された透は九死に一生を得たし、最終的には希望が持てる終わり方ではあったものの(咲良の件も未遂で終わって本当によかった)、渦中の人になる大変さや恐ろしさは身に染みてわかったことと思います。家族一人一人の承認欲求が、問題をこじらせる要因だった気がしますね。
ただ、最後の最後でやはり鬼女らしさを発揮した明香里には、ゾッとしましたが。
そんなわけで、たとえ張本人に原因があったとしても、意図的に人を陥れる行為ってどうなのかと考えさせられるドラマでした。鬼女という呼び名は下火になってはいるものの、それでも日夜、ネットで誰かを陥れようとする行為は、実際に行われていますからね…。
と、つらつらと書いてきましたが、個人的には、この手のドラマは結構好きだったりするので、また次クールでも面白いものを期待しております!
無気味なオープニングや心がざわざわするようなBGMも大変よかったです。