テレビ雑缶

テレビやドラマ、マンガなどの感想などをつづります。

日曜劇場「アンチヒーロー」圧巻の最終回でした!驚きと感動の感想を

アンチヒーローがついに最終回を迎えました。
何だか早く感じましたね。間延びするような展開が1ミリもなかったからでしょうか。

『アンチヒーロー』は、2024年4月14日よりTBS系「日曜劇場」枠で放送中のテレビドラマ。主演は長谷川博己。 有罪率99.9%といわれる日本の刑事裁判において、被疑者である証拠が完全に揃っていても無罪を獲得する弁護士の姿を描くオリジナル作品。

事前の番宣やSNSの動画で、しきりに出演者の皆さん「すべての伏線を回収します」と煽ってくるので、とても楽しみにしていた半面、期待外れだったらどうしようという気持ちもぬぐえず…。しかし、番組が始まってすぐに杞憂であると悟りました。

法廷で対決する明墨弁護士(長谷川博己)と伊達原検事正(野村萬斎)のバチバチのやり取りに息をつく暇もなく。しかも、CMのタイミングがいつもと違うので、トイレに行くタイミングがない!(←始まる前に行っておかなかったことを後悔)
ようやっと1回目のCMが流れ時は「はーーーーー」と深呼吸。
いやいやいやいや、想像以上のやり取りではありませんか。

そしてついについについに、緑川(木村佳乃)がこちら側の人間だったことを無事に確認できまして、胸をなでおろしたところです。もう一つ、前回、明墨を裏切ったと思われた白木凛(大島優子)ですが、これも作戦の一つだったということで安心しました。(そういう展開もありかな?と一つの案として頭にありましたが)

最終的に、偽造の偽造?という予想を大きく裏切る裏ワザで伊達原を追い詰めることに成功。冤罪で拘留されていた志水(緒方直人)も無事娘と再会することができました。よかった…!それにしても伊達原の部屋全面に繰り広げられるNゲージのレールはすごかったですね。最も圧巻だったのはこのシーンだったかも。

個人的には、父娘の再会のシーンよりは緑川と瀬古裁判官(神野三鈴)のやり取りの方がグッと来ました。女性が活躍することの難しさ、大変さよ。朝ドラ「虎に翼」で佐田寅子が切り開く法曹界の女性活躍の道が、令和になってもこのあり様ですよ。何ということでしょう。

とにかく明墨の捨て身の作戦が功を奏して本当に良かった…!
そして、最後に明墨の弟子である赤峰弁護士(北村匠海)の放った「不条理と戦うために“アンチヒーロー”が必要なのかもしれません。 だから今度は僕があなたを無罪にしてさしあげます」が最高でしたね!なんという格好いいエンディングなんだ。映画かな?

その他、気づいたことなどを。

  • 志水の冤罪は晴れたものの、結局真犯人はわからず。法廷が中心のドラマだから仕方がないのか。
  • 緑川が明墨側の人間であることは、途中本当にバレなかったのか?
  • 資料室に仕掛けた隠しカメラは違反ではないのか?いいのか?
  • 白木が裏切ったと見せかけて、伊達原側についたが、本当にバレなかったのか?その辺、普通は警戒するのではないだろうか

と、ツッコミどころはいくつかありましたが、ひょっとして続編があったりする?
パラリーガルの青山(奥さんが弁護士)大活躍編とかあったら絶対見るよね!

毎回集中して見ていたため、少し疲れてしまったので、次クールの日曜劇場はお休みしようと思っています。

↓赤峰弁護士がタイトル回収するなんて、誰が予想したでしょう。

出演者の皆さん、お疲れ様でした。