テレビ雑缶

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Tverで配信中のドラマ「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」第7話~最終回の感想!3組の不倫カップルその後…

Tverの古いドラマ配信コーナーで見つけて、うっかり1話から見てしまった「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」をついに最後まで見届けてしまいました。

30年ぶりの再会をきっかけにはじまった、オトナの恋…。“同窓会恋愛”におちた、45歳の男女の純愛とリアルな本音を鋭く描く、ラブ・サスペンス!ヒットメーカー・井上由美子の完全オリジナル脚本に、黒木瞳・高橋克典・斉藤由貴・三上博史の豪華キャストが集結…!

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同窓会をきっかけに再会した男女が、3組の不倫カップルになるというお話。失踪したり、駆け落ちしたり、お騒がせな出来事が次々に起こりましたが、カップルごとにその後の展開を見ていきましょう。

■杉山(高橋克典)×朋美(黒木瞳)

杉山と朋美の行動が互いの家族にバレ、家に居場所を無くす二人。杉山は事件を追っている最中に、犯人に太ももを刺され病院に入院しているというのに、勢い余って朋美と駆け落ちをしてしまいます。千葉?と思われる海辺のホテルに休憩で部屋を取るも、気持ちがすれ違ってしまい、早々に解散。おやおや。

しかし、その後互いに追いかけ合ったりして、どうにかこうにか数時間後に再び会うというベタなすれ違い展開。朋美の狂乱ぶりがすごくて「おい、大丈夫か!?」と思わず声をかけたくなってしまいました。

それにしても、まだ杖をついている大けが状態の杉山と逃避行をしたり、車を運転させるとは…。交通法の観点からもよろしくない場面でしたね。

結局、やはり家族が大事ということで、一旦別れる決意をするのですが、そういえばこの二人って一線を越えなかったなあと。1年に1回、同じ場所、同じ日時に再会する約束をしてお別れします。最後まで「杉山くん」「相川(朋美の旧姓)」と呼び合っていたところは良かったかな。

■陽子(斉藤由貴)×真一(三上博史)

陽子が離婚して、真一のところに養子と転がり込み、しばらくはいい感じの同居生活を続けます。(この時点で不倫ではなくなった)しかし、そんな時も長くは続かず、最終的に真一は、持病の脳の病気を発病し亡くなってしまいます。結局、陽子は養子のマナとも別れを告げることになり、一人で再出発という形になりました。

最後に、一緒に暮らしていた部屋で真一を思い号泣する陽子の「黒い涙」の印象が強すぎて、夢に出て来そうでした。

■福島(尾美としのり)×真理子(宮地雅子)

早々に不倫関係に陥り、序盤から駆け落ちしてしまった福島と真理子。姿を消したままでしたが、ようやっと足取りがつかめます。真一の計らいで福島がニュース番組に出演、ことの顛末を話すことで、一連の事件は決着。

実は、真理子は夫に暴力を振るわれていたこともあり、離婚し福島と一緒になる生活を選択。3組の中で唯一結ばれたカップルです。互いの家庭は劇中には登場しないため、その後すんなり再婚できたのかは不明。

3組のカップルと六角精児が母校に集う

このシーンは本当に必要だったのか疑問ですが、福島×真理子ペアが戻ってきて、みんなで、和やかに教室で談笑するシーンで、それぞれが不倫に関する経緯や想いを楽しそうに述べるという。

「えっ、何このシーン」

完全に視聴者を置いてけぼりにする展開でしたが(私だけ?)、当時リアルタイムで視聴された皆様はどう感じられたのか気になります。

そんな中で、居酒屋を経営する六角精児の存在だけが唯一の救いでした。六角精児も、3組のカップルと同窓仲間なのですが、不倫とは全く無縁のクリーンな存在で、安心感があるただ一人の人でした。

誠一郎(吹越満)はどうだったのか?

とにかく朋美がいそうな場所、どこにでも出没するのが怖かった…!杉山が入院している病院、朋美が事情聴取された警察署、そしてなぜか真一の部屋まで!なぜ知ってるんだ…!ストーカー気質に磨きがかかっていた最終回でした。

家で、布団を足に乗せ腹筋を頑張る場面があったのですが、誠一郎が頑張るべきは腹筋ではなく、仕事探しだろ!…とまあ、最後の最後まで突っ込みどころを残してくれてありがとうとしか言いようがなく。

いろいろ書いてきましたが、たまにはB級ドラマ(私にとって)もいいですね。これもエンタメの一つとして楽しませていただきました。また時間があったらTverで昔のドラマを発掘して見てみるとしよう。

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