テレビ雑缶

テレビやドラマ、マンガなどの感想などをつづります。

ドラマ「ハヤブサ消防団」第6話感想 ~消防団から探偵団へ ~

今のところ、ドラマ「ハヤブサ消防団」の軸となるテーマは、集落で起こる放火の犯人捜しなのですが、そこに新興宗教やソーラーパネル(新興宗教とのつながりあり?)の話が絡まってきて、いい具合に複雑で面白くなってきています。

これまで消防団として活動していたおじさん達も、今や放火犯の犯人捜しの一員となり主人公の三馬太郎(中村倫也)とともに推理したり議論したり、行動したり。消防団というよりは探偵団になっていて、どこか本人たちも(不謹慎と思いつつも)楽しんでいる風でもあります。

そんな中、太郎の家に火が放たれるという事件が。幸いボヤで済んだものの、もうこれ以上この件に踏み込むなという犯人からの警告なのか?

この時に太郎が目にした犯人の姿は、こんな感じ。

  • 黒っぽい服、かぶりもの
  • 足をひきずっている
  • 軽トラックに乗り込むシーン

ハヤブサ消防団のメンバー内では、ソーラーパネルを売っている真鍋明光(古川雄大)が一番怪しいことになっているのですが(視聴者にもそう見える)、真鍋は軽トラックには乗っていないんですよね。一方、ハヤブサのメンバーは軽トラ率も高かったり。

さまざまな経緯や状況から太郎は、ハヤブサ消防団の中に犯人がいると目星をつけます。

それにしても怪しい人だらけで、考察を始めると止まりません。

・藤本勘介(満島真之介)
太郎と仲がよいし、一番犯人から遠そうな気がするが、それがかえって怪しく感じる。よく太郎を誘って遊びに行くのも「監視」しているのかも知れない。

・立木彩(川口春奈)
太郎の恋人(今のことろ)。太郎を心配するふりをして「あなたが心配だからすべてを私に共有して欲しい」と伝えるも、言葉の裏側には、太郎側の動きを把握しどこかに漏らす目的があるのでは?とも思える。

・山原賢作(生瀬勝久)
居酒屋でアビゲイル騎士団の話が出たときに、若干挙動不審に。自分の家が放火される事件があったものの、自作自演の可能性も捨てきれない。

・徳田省吾(岡部たかし)
犯人像からは遠いが、太郎の家が放火された後にベンジンが落ちていたことから、呉服屋をやっている徳田が仕事で使っているアイテムでは?の推測が生まれる。

・居酒屋「サンカク」の店長
劇中では居酒屋の店長として登場するのに、なぜか公式サイトの人物相関図では消防団のユニフォームを着ている。消防団の一員であることは間違いないのだろうが、何だか怪しい。

・真鍋明光(古川雄大)
ソーラーパネルの営業マン。とにかく怪しさプンプン。ハヤブサ消防団メンバーには放火犯を疑われている。実行犯ではないにしても、何らかの陰謀にかかわっているのは間違いなさそう。そして立木彩とも、互いに元アビゲイル騎士団としてつながっていそう。

・和尚・江西佑空(麿赤兒)
放火の犯人捜しのため太郎に協力するも、なんだか怪しい。本当は裏で何かとつながっていて、何らかの取引をしているとか。実はよそ者だったところも気になるポイント。

…なんて考えだすと止まらないですよ!!
一番怪しくない人が怪しい気もするし、二転・三転ありそうな気配も。

もう一つのミステリーは時々出てくる老婆、立木彩、写真の女性との関係。ここも宗教がらみか。

・・・

そして、カメラの位置がまた不気味なんですよね。
ドラマの合間に挟み込まれる、何者かの目線…あれは何なんでしょう。
お寺内の高い位置だったり、太郎の家の庭先だったり、隣の部屋からだったり。

実は集落のあちこちに監視カメラがあったりするとか?!
そしてどこもかしもアビゲイル騎士団に侵略されていたりしませんか?気が付いたらみんなグルだったとか。(やーめーてー)