テレビ雑缶

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ドラマ「ハヤブサ消防団」最終回完走&感想 ~伏線回収&なんとかおさまった…!~


ドラマ「ハヤブサ消防団」が最終回を迎えました。
身辺がバタバタしていて1話分、感想が抜けておりますが、気にせず最終回の感想を書いておきたいと思います。

やはり最後の回ということもあり、いろいろ謎だったことが解消されました。山原展子や映子の正体などもはっきりしましたし。

また、クライマックスにふさわしく、主人公の三馬太郎(中村倫也)が銃弾に倒れ「亡くなってしまったのか…!?」と思わせる描写もありました。それについては、次の場面で担当編集者の中山田(山本耕史)といつも通り、オンラインミーティングをしているシーンが登場し、溜飲を下げるわけですが。

最終的に立木彩(川口春奈)が、聖母アビゲイル騎士団(改名前:アビゲイル騎士団)よりも太郎を選んで欲しいという願いも通じました。

が、やはりちょっと尺が足りなかったのかなと思う展開も。
彩が太郎の説得を振り切って、一度は聖母アビゲイル騎士団に戻るものの、儀式の場所へ行く途中、展子の幻と出会ったことで、洗脳が解けて?教団を離れることにした経緯がちょっとあっさりしていました。放火と殺人の件で引っ張り過ぎたのかも知れません。

以前、知り合いのお子さんがリアルで新興宗教にハマってしまい、連れ戻すのに(洗脳を解くのに)大変苦労した話を聞いたことがあったので、太郎の説得と展子の幻だけでパッと変わるもんかなあと。

それでも、彩には教団から離れて太郎と結ばれて欲しかったので、個人的に望んだ結果ではあるのですが。ただ、やはり教団という名の犯罪組織に関わったことは事実なので、終盤太郎に届く手紙の差出人が拘置所にいる彩からのものになっていた時は、やはり罪を償うことになったのかと、あの一場面で恐らく全視聴が察したかと思われます。(こういう演出って上手いなあと)

ということで、少しアレッと思う場面はあったものの、ドラマ「ハヤブサ消防団」は全編楽しく視聴できましたし、終盤に向かって盛り上がるハラハラドキドキ感もよかったです。木曜日が待ち遠しかった!

以下印象に残ったことを。

三馬太郎役の中村倫也がハマり過ぎ

エンタメ系のコラムのあちこちで絶賛されていましたが、中村倫也がハマり役過ぎて、三馬太郎本人にしか見えなかったです。原作を読んでいないし、三馬太郎に会ったこともない私がいうのも変ですが、とにかく中村倫也は三馬太郎だった。

「ホリデイラブ」で演じたドSの夫役とのギャップがすごいですよね。振れ幅の大きい役者さんだなあ。それでいて見ていて疲れないんですよね。どれも自然体な感じがして。

真鍋明光(古川雄大)の際立つ不気味さ

いつも爽やかな笑顔をふりまく真鍋明光ですが、目が笑ってなくて不気味でしたよね…!!笑顔が怖かった…。

↑クランクアップの花束が、ちゃんとアビゲイルカラー…!!

そんな無気味で猟奇的な役を演じた古川雄大さんは、元々舞台俳優だそうで。過去の経歴を見るとミュージカルにも出演されているので、バリバリ歌ったりしちゃうんですかね。

帝国劇場で上演されたミュージカル「エリザベート」では、山崎育三郎、井上芳雄と並びになっています…!豪華!

↓ひょっとしたら映っているかも

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ハヤブサ消防団のおじさん達は、名バイプレイヤー揃いで、安心して見ることができました。最後に一人欠けてしまったのは残念ですが、またどこかで会えたらいいな。