テレビ雑缶

テレビやドラマ、マンガなどの感想などをつづります。

【2024年冬ドラマ】原作マンガで読んだことがあるもの一覧

みなさん、2024年冬ドラマは何を見ていますか?今更ですが、改めて今期のドラマ一覧を見てみたら、マンガ原作ものが多いことに驚き。しかも、結構読んだことがあるものもあるので、今回はちょいと趣向を変えて、ドラマの原作になっているマンガの紹介をしたいと思います。

・参考にしたサイト https://www.crank-in.net/drama/winter2024

セクシー田中さんのドラマを巡っては、大変残念なできごとがあり、亡くなった漫画家の芦原妃名子さんには心よりお悔やみ申し上げます…。どうか、今後も原作者や原作ファンを裏切ることのない実写化をお願いしたいと思います。

お別れホスピタル(沖田×華)

1〜2話で完結型なので、気軽に読めますし途中でやめられます。
終末期病棟(ターミナルケア)で働く看護師と、入院患者が織りなす人間模様は、時に人生とは何かを考えさせられますね。
著者の沖田×華さんは、ご自身も看護師の資格を持っているので医療現場のできごとや処置に関してはリアリティがあります。
本来どれも重い話であるはずなのですが、絵柄が軽いタッチなので、ズッシリするような読後感はありません。あまり構えずに読んでみて欲しい。

同著者さんは、「透明のゆりかご」も書いていましたよね。あれもドラマ化されてNHKで放送されていました。清原果耶の瑞々しい演技が印象に残っています。

瓜を破る(板倉梓)

主要人物とそれを取り巻く人達の群像劇。
男性とまともに付き合ったことがないまま30代になってしまった主人公に、ようやく好きな人ができます。お互いに意識しながら、デートにこぎつけるも、奥手な二人はなかなか結ばれずもどかしい展開の連続で。手探りながらも互いに思いやりながら結ばれるシーンは、ほろっとさせられました。
あまり期待しないで読んだのですが、思いのほかいい話でしたね。
恋愛や人付き合いに対する多様性や、複数の登場人はの生き方にも触れるし、おすすめできるマンガの一つではあるのですが、まさかのドラマ化にびっくり。20~30代の独身者にはおすすめできるかな。

正直不動産(原案:夏原武、脚本:水野光博、作画:大谷アキラ)

広告に釣られて課金してしまったパターン。
嘘だらけの営業をしながら不動産を販売していた営業マン・永瀬が、あることをきっかけに嘘をつけなくなってしまい、正直な営業マンとして賃貸や物件売買を担当する話。

この設定がちょいと奇想天外だったので、まさか実写化されるとは1ミリも考えておらず。ドラマの1作目を見た時に、永瀬役の山Pも、月下役の福原遥もイメージが違うなと思いましたが、何度か見ているうちに、ドラマはドラマで楽しめる要素がありました。しかも好評につき2作目へ突入という。

マンガは数話ごとに完結するので、途中で読むのをやめてしまったのですが(続きを買うのを忘れていた)、改めて見ると不動産の裏側がよくわかって面白いですよね。不動産屋と取引する時は本当に気を付けないと!

ちなみに原作と一番近いキャラは、登坂不動産の部長(シソンヌの長谷川)です。ソックリ!ドラマの方は毎回ではないですが、気が向いた時に見ています。

ブックガールズトーク(マキノマキ)

2〜3話で完結する群像劇タイプの漫画です。好きなマンガの一つ。
離れたところから眺める分にはいいけど、身近にいたらかなり面倒くさい人達を題材にしたマンガ。三人の主要人物の体験談や人から聞いた話という体で構成されています。

・とにかく自分を卑下する女
・相談を持ちかけて既婚者に近づくあざとい女
・ひとくちちょうだい女
・伝説の派遣 ← 人気の回です
・「ずるい」が口癖の人

などなど、とにかくめんどくさい。
スカッとする展開もあれば、もやっと終わる展開もあります。

女性だけじゃなく、ときにはダメ男も登場します。
新刊が出るたびに買っていますが、まさかドラマになるとは…!想定外でしたが、確かにドラマにしやすいかも知れませんね。
ちょっと毒の効いた人間観察ものを読みたい人にはおすすめ。

極限夫婦(きづきあきら+サトウナンキ)

2~3回ごとに話が完結するオムニバス形式。クソオブクソ旦那の見本図鑑みたいな漫画です。どれも最後は妻が勝つので基本的にはスカッとする展開にはなるのですが、こちらもまさかドラマ化するとは…!

出演者が、「松村沙友理、竹財輝之助 / 岡本玲、桐山漣 /北乃きい 、平岡祐太」と書いてありましたが、つまり男性陣はみんなクソ旦那、女性陣はサレ妻を演じることになるんですね。原作が面白いので、ドラマもきっと面白いはず。

以上です。

いずれもドラマは見ない予定なのですが、期待を裏切らない内容であることを心より祈っております。