テレビ雑缶

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NHKドラマ「仮想儀礼」第8回は、あっと驚く劇的な展開!社会の闇が浮き彫りに

トラブルに見舞われた第7回に引き続き、第8回もさまざまなピンチに見舞われます。教団の存続すら危うくなるようなできごとが続々と。マスコミにリークされたり、マルサの査察が入ったり、古参信者の一部が暴走したり。信者も激減してしまいます。

公式サイトより】
(8)「明らかになる」
初回放送日: 2024年1月28日

石坂(石橋蓮司)を通じて知らない内に回向(目黒祐樹)や大物政治家につながる不正に巻き込まれ、正彦(青柳翔)たちの教団はマルサの査察を受ける。相次ぐスキャンダルに、5千人いた信者は激減。広江(石野真子)ら初期信者は教団を守ろうと結束を強めるが、秋瞑(美波)や雅子(松井玲奈)は陰謀論に傾倒し、麻子(河井青葉)に回向のスパイという疑いをかける。そんな中、正彦は誠(大東駿介)から衝撃の告白を聞く。

今までもピンチはあったものの、今回は本当の本当に教団の存続にかかわるピンチ。マスコミにリークしたのも内部の人間しか知りえない情報ということで疑心暗鬼になる正彦。教団の空気もギスギスしたものになるし、いつも穏やかな口調で諭すように話す正彦も、電話で激高したり。

内部の人間しか知らない情報がリークされていることから、情報を漏洩させたのは教団内部にいるはず。こういう時、一番疑わしくない人間が最も怪しいはずなので、もしや誠か?と予想したらビンゴでした。教団が大きくなっていくことに不満なのか、正彦との距離が離れていくことに不満なのか、理由は今一つはっきしなかったのですが…

まさかの
まさかの
まさかの!!

 

宗教2世だったという事実が

本人の口から語られます。

それも「聖泉真法会」を抱き込もうとしていた競合の大手教団。
幼い頃は、母親とご近所へ布教に回ったり、どっぷりと宗教につかる母の元で育っていたのです。本人も積極的に宗教行事に参加していました。大人になるにつれ、母親・宗教との距離は離れて行きましたが、それでも長年しみついてきた教団の教えがなかなか頭から離れず、自分の頭で考えて行動できるようになるまでの苦悩が誠の口から語られます。

一旦は、正彦と関係性も決裂すると思われましたが、正彦があえて「教祖として」発したセリフに涙、涙、涙。胸がつまる思いで見守りました。いやあ、全く予想していなかったあっと驚く劇的な展開。もう演技じゃないよね。正彦と誠、本人にしか見えないんですけど。キャスティングも素晴らしいし、迫真の演技も素晴らしい。呼吸も忘れてしまうような場面でした。

物語の方は、怪しいプロデューサーが不審死を遂げたり、いよいよ黒幕である政治家の姿がちらっと映像に出て来たり(麻生〇郎風のいでたち)、クライマックスに向けて盛り上がっております!

↓まさにあっと驚く重要回でした。

↓いよいよ最終章!