テレビ雑缶

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NHKドラマ「仮想儀礼」第7回、面白さがますます加速で圧巻!次々とトラブルに見舞われる教団

今季イチオシのドラマ「仮想儀礼」の第7回を視聴しました。前回からNHKオンデマンドに加入したので、録画失敗の心配がなくなっております。

tv-zakkan.com

 

第7回も面白かったですね…!
ちょっと中だるみすることもある頃で、話がなかなか進まずイライラ…


なんてことは、全くありません!!



信者を5000人獲得し、ますます大きくなっていくインチキ教団「聖泉真法会」。組織が拡大すると、怪しげな取引話が来たり、さまざまな活動に妨害が入るようになったり。スピード感のある展開に退屈する暇が1秒もなく、エンディングが流れた時には「えっ、もう終わったの?!」となりました。

↓まさにアクシデントが起こりまくり

政治と宗教の癒着や、宗教団体を隠れ蓑にしたマネーロンダリング、脱税・錬金術などにも切り込んでいるこのドラマこそ、地上波でやって欲しいものです。
今回は、ついに教祖のもとへ警察もやってきます。以前プロデューサー石坂の仲介で手に入れた仏像が実は盗品だったとのこと。

盗品と知らずに入手したため特に罪に問われることはなかったものの、いつか本当に縄にかかるのではないかとハラハラしています。

当初はインチキ教団だったのですが、偽教祖である正彦(青柳翔)も立ち上げ当初に宗教学や哲学などを本で読んでそれなりに勉強していることもあり、次から次へと起こる問題に「ピンチは恵み」というような、いかにも教祖がいいそうなことをサラッと口に出して、ますます教祖っぽさが加速しています。迷いのある人が、正彦に真顔で言われたら入会してしまうかも知れません。

↓ネットでも好評です。

↓エルピス(2022年の秋ドラマ、長澤まさみ主演)級と言っている人も

 

そうそう、前回の終盤で教義のカラクリがバレ、教団がピンチになるのかと思いきや、シナリオを発見した女性信者がシナリオを深読みし、古参信者にその信義(曲解した珍説?)を説いたため、特にトラブルに繋がることはありませんでした。まんまと引っかかってしまった。