テレビ雑缶

テレビやドラマ、マンガなどの感想などをつづります。

TBSテレビ 日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』第9楽章 ~ようやくこのドラマの芯にたどり着いた~

前回まではいろいろと不満タラタラで見ていましたが、いよいよ物語が「芯」に近づき、思わず涙してしまった第9楽章。

さすがに、父と娘の共演シーンは涙なくして見ることはできませんでした。そしてやはり…


海ーーーーーーー!


海が泣いてる!
今度は嬉し泣きだ!!!!!!

響の弟・海が泣くシーンで、さらに涙がドバっと出てきました。よかった…。海が幸せならそれでいい。
ちゃんと海の感情を描いてくれてありがとう!!!
本当にありがとう!!!

5年前から未開封だった父からの手紙を、捨てずに取っておいているところとか、響が冷たい態度を取りながらも、本当は父親と仲良くしたい気持ちがあることは伝わってきていましたが、何せ「感じの悪い子」としか描かれていなかったので、見る方もイライラしておりまして。

今回、ようやっと音楽は人の心を繋ぐものという本来のテーマにたどり着いて安堵しました。頑張ってここまで見続けてよかった…!
次は父・俊平が自分の夢を叶える番なんだろうなあ。

晴見フィルはどうなる?

晴見フィルは、ここまで来たら多分何とかなるだろう。アマチュアの市民オケとして、部費を集め協賛を募りながら活動することもできるのだから。

そういう意味では、今回のドラマはリバーサルオーケストラと違って、団の再生だけが描かれたわけではないので、児玉交響楽団の時のような思い入れがあまりないんですよね。( ごめんなさい!)

もちろん一視聴者として応援する気持ちはありますが、リバオケの時のように「終わって欲しくない」思いはないのが正直なところ。まあ、親子・家族関係にだいぶ時間が割かれたので、しょうがないですよね。

もうちょっと練習シーンや演奏シーン、楽曲や団員同士の葛藤が見たかったなと思うのは贅沢でしょうか。(そうなるとリバオケと、ほぼ同じドラマになってしまうけれど)

次はいよいよ最終章だッ!