テレビ雑缶

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TBSテレビ 日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』第8楽章 ~柄本明がすべて持って行った!~

だいぶ面白くなってきた「さよならマエストロ」の第8楽章(8回目)は、柄本明が全部持って行きましたね。表情や迫力、気持ちの変化など、さすがとしか言いようがありませんでした。

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8話では、俊平(西島秀俊)の過去が明かされ、野球少年だった頃の話が登場。ご近所の音楽家が奏でるバイオリンに魅せられたのがきっかけで、音楽の道を目指します。しかし、俊平を野球に道に進めたかった父親(柄本明)は、音楽の道に進む息子を勘当してしまいます。

ご近所でバイオリンを弾いていたのが、俊平が憧れる指揮者。海外のオケを指揮していたけれど、引退することになったので後釜に俊平を指名、しかし俊平は断ってしまうというエピソードが前回までにありました。もったいない…。

また、俊平が野球少年だった頃に、演奏会の会場で実は小村二朗(西田敏行)と出会っていたエピソードも登場しました。いろいろ繋がっているなあ。

ところで!母校で講演する俊平氏の服装について申し上げたいことが…!
いくら学生相手だからと言って、セーターで登壇するのはいかがなものか。せめてジャケットは着て欲しかった。音楽家はそういうところに無頓着であるという演出なのかも知れませんが、非常に違和感がありました。

ところで、父親から音楽の道に進むことを大反対されていた天音さん(當真あみ)、父親の前でバイオリンの練習成果を見せる場面がありましたが、當間あみ本人もバイオリンをやっていたそうですね。ボーイングが本格的だなあと思っていたのですが、経験者なのであれば納得!胸にこみあげてくるいいシーンでした。

 

響(芦田愛菜)と大ちゃん(宮沢氷魚)の関係は…どっちでもいいかな。進展してもしなくても、物語の大局には関係なさそうな気がするので。(と言いつつ関係あったらすみません)

そして、何となくうやむやになっていた「5年前のできごと」とやらに、まだ続きがありそうですね。

 

晴見フィルの団員は、登場するものの団の存続に関してはあまり進展はなし。残り2回で全部一気に解決か?まとまるのか、果たして?!