さよならマエストロの第5楽章は、第4楽章に続き家族の再生物語でした。オケの方はほぼ進展なし。まさか2話続けて、夏目家の家族関係にフォーカスするとは思ってもみませんでしたね…。
見続けながらもこんなことを言うのは何ですが、このドラマをつまらなくしている大きな理由は、どの人物にも感情移入ができないことではないかと。
- マエストロ俊平(西島秀俊)の人の心にあまりにも鈍感なところ
- 家のことに追われて創作時間が取れなかったのは、自業自得としか思えない妻・志帆(石田ゆり子)
- こじらせ思春期が長すぎて意固地すぎる響(芦田愛菜)
この辺の主要人物に対して突っ込みどころが満載過ぎて、人間的魅力が表現されていないんですよね。
特に響の描き方がひどい。家族に対しての態度も反抗期過ぎるし、いい大人が帰宅後コートもバッグもポイポイと脱ぎ捨てるシーンは不快感MAXでした。(話の流れから敢えてそういうシーンを入れていることは理解はできますが)これを黙って片づける母・志帆。(だから、家事の負担が大きくなるんじゃん。なぜ本人にやらせないのか)
響が推しの落語家に会えた時にようやっと笑顔になったけれど、それ以外での仏頂面は相変わらずで。
5年前の事件の詳細が判明すれば、いろんなことが腑に落ちるのかも知れませんが、今のところ「明かされる5年前の真実」と予告に出しておきながら、「タイトルに偽りあり」の状態だし。(結局、5話目でも詳細がよくわからない)
夏目家の唯一の良心、響の弟・海(大西利空)ぐらいですかね、応援したくなるのは。弟が主人公だったら、また全然違う物語になったのだと思いますが。
家族再生の話は一旦この回でブレイク、次からはまた団の再生物語に戻るようです。もうちょっとマシになると思いたいのですが、どうなることやら…。
まあ、そんなこんなで不満をたらたら書きましたが、指揮者を目指し、目下バイオリンの習得に邁進中の谷崎天音(當真あみ)が、オケつぶしを先導する晴見市長(淵上泰史)の娘ではないかと思われるシーンが登場したり、でもなぜか二人は苗字が違っていて新たな疑念が生まれたり。やはり続きは気になるところ。
タイトルの「さよならマエストロ」の「さよなら」が何に対してなのかも気になりますね。(結局は続きを見ることになりそう)
NEXT WEEK▶︎▶︎▶︎▶︎#さよならマエストロ
— 【公式】さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~《日曜劇場》 (@maestro_tbs) 2024年2月11日
\第❻話/
オケ、解散🫧
ラストコンサートと
覚悟を決めたマエストロ🕰#アパッシオナート pic.twitter.com/HVkQcVdYRE
新木優子の登場シーンは個人的に楽しみ。美しさが際立っていますよね。眼福眼福。
「さよならマエストロ」新木優子“魔性の女”役への手応え語る「狙った獲物は逃さないタイプ」💃
— モデルプレス (@modelpress) 2024年2月16日
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後半の見どころもアピール「台本を読んでは泣いてを繰り返すくらい…」✨@maestro_tbs #さよならマエストロ #新木優子