テレビ雑缶

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ドラマ「不適切にもほどがある」第9話の感想 ~ひょっとして未来は変えられる?~

相変わらずテンポよく話は進んでいますが、かなりとっ散らかってきています。次回が最終回とは思えないなのですが、その辺はクドカンマジックというか秘策があったりするのでしょうか?納まらなくてミュージカル調でけむに巻くような演出は勘弁して欲しい。

15分拡大版なので、大丈夫だと思いたいのですが…!

最終回に向けておさらい

  • 市郎(阿部サダヲ)・・・昭和から来て令和に滞在中
  • 渚(仲里依紗)・・・令和人(昭和は未体験)
  • サカエ(吉田羊)・・・令和から来て昭和に滞在中、一度令和へ戻る
  • キヨシ(サカエの息子、坂本愛登)・・・令和から昭和に来て一度も戻らず
  • 純子(市郎の娘、河合優実)・・・基本は昭和時代、一度令和を体験

主要人物の時代については、現在このようになっているハズ。(第9回で、なぜかサカエが奇麗になって令和に戻ってきたのですが、あれは何だったんだろう。)

この中で、まだ時代を行き来していないのが渚だけ。9話のラストで、市郎と一緒に昭和に行くことになったところで"続く"。タイムマシーンも、スポンサーが下りてしまい、あと一往復しかできません。

市郎と純子が令和にいれば、阪神淡路大震災の難は逃れられる。でも、そうすると渚は生まれていないことになってしまい、それはそれでどうなってしまうのか?!と。

タイムパラドックスドラマっていろんなパターンがあるけれど、複数の登場人物が行き来するパターンって珍しいですよね。しかも、ちょっとした観光感覚でタイムマシーンを使った回もあったし。(純子の回やムッチ先輩の回)

やはり運命を受け入れて生きていくのか。未来を変える道を選ぶのか?!

そして本当にあと1回で本当に終わるのか!?

それにしても渚がパワハラで、委員会に呼び出しを食らい、1か月謹慎になった話は理不尽でしたね。ドラマだから大げさに描写はしているんだろうけど、結局「言ったもん勝ち」なんだよなあと。

もちろん真のパワハラであれば、しかるべき処分を受けるべきですが、この辺も令和特有の世の窮屈さや煩わしさですよね。だからと言って、昭和の時代がすべてよかったかと言うと、そんなことはないんですけどね。

もう一つ、恋愛の多様性に関する描写もありました。あの辺も令和ならではの設定ですね。

↓次回の予習をしよう