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それってパクリじゃないですか　第5話感想

ドラマ

笑った、笑ったよ。北脇が笑ったよ。

初回からずっと仏頂面だった北脇（重岡大毅）。いつ笑うのかな？とずっと気になっておりました。ニヤリとする程度ですが、だいぶ表情が柔らかくなってきました。と、ともにギスギスしていた知財部にも「チーム」みたいな雰囲気が出てきましたね。

今回は

  • なかなか特許が取れない製法を2つに分けて出す分割特許
  • 2つの企業が互いに許諾し合って知財を利用するクロスライセンス

の2つのテーマが含まれていました。

社長が作ったポスターに個人ブログから取ってきた写真を無許可で使用されていて完全にアウトだったり（Webから取得した画像って解像度不足では…？）、開発中の新製品の特許取得に苦労したり、同僚の窪地（豊田裕大）の兄が登場したり競合に引き抜かれかけたりと、相変わらずいろいろありましたが、最後はいつも通り丸くおさまる流れ。

開発部の高梨部長（常磐貴子）と外部の弁理士・又坂所長（ともさかりえ）が挨拶を交わすラストシーンでは、今後の一波乱を匂わせるような又坂の表情が気になりました。外部の人間であるはずの又坂所長がしょっ中、月夜野ドリンクに出入りしているのも不思議なんですよね。

それにしても気になるのは、視聴率。4.2%だとか。前クールのリバーサルオーケストラの平均視聴率が6.8%だったことを考えると寂しい数字です。

熊井部長（野間口徹）がすごくいい

すっかり触れるのを忘れていましたが、知財部の部長が調整のカタマリみたいな人物で、ぶつかりがちな北脇と藤崎（芳根京子）のいい緩衝材になっています。

知財部は熊井部長あってこその部署だなあ。

野間口さん、ブラッシュアップライフでは不倫クズ野郎でしたが、今回は知財部になくてはならない人材です。

納得がいかないのは北脇と根岸ゆき（福地桃子）の関係

恋愛に発展しようがしまいが個人的にはどちらでもよいのですが、一会社員である北脇が、個人事業主(と思われる）ゆみの特許を、個人的に手伝うシチュエーションはあり得ないと思うんですよね。

北脇は本社から出向している社員なので、正式に依頼するとなると月夜野ドリンクの親会社にゆみが依頼する形になる。それなりに規模がある会社であれば、依頼するのに結構な金額がかかると思われるし、その費用をゆみが出しているとは考えにくい。

違和感が大き過ぎる設定だよなあと。今後明かされるかも知れませんが、お仕事ドラマなのにこの辺の設定が甘くて残念なところ。

↓次回はヤバイで特許を取る話らしい。