昭和と令和が交錯する「不適切にもほどがある」、いろいろ面白いエピソードをぶっこんで来ていますが、何といっても爪跡を残したのは八嶋智人役を八嶋智人がやるという画期的な配役でしょう。
テレビ番組のロケで航空チケット手配する時に、八嶋智人を基準にするという話に大笑いしたのですが、第3回ではスキャンダルで急遽番組に出演できなくなったMCの代わりを八嶋智人が見事に務めあげるという、本当にありそうなできごとでした。
最後に自身が出演する舞台の宣伝をしていましたが、あれって本当に上演されている演目なんですね。
#不適切にもほどがある をご覧の皆様ありがとうございました❤️
— 八嶋智人 (@meganeouji840) 2024年2月9日
初めての #宮藤官九郎 くんのドラマで #八嶋智人 本人役という面白い役で、ガチに今公演中の劇団 #カムカムミニキーナ の『#かむやらい』の宣伝まで台本に書いてくれてて❤️愛を感じたわ❤️スタッフさんも撮影当日にたくさんの公演チラシ→
いや~小ネタの仕込みが凄すぎて天晴れです。
発言に過剰反応し過ぎて、山本耕史扮する番組プロデューサーがCM明けにいちいち謝罪の指示をしてくるのが鬱陶しかったですね。令和の世を皮肉ったシーンでした。
テレビの現場のリアルも垣間見れるのも、このドラマの面白さではないかと。
・ロケの交通手配
・楽屋の部屋割りやあいさつNG・必須
・弁当や食事の手配
・大人の事情がたびたび起こること
・CMの間、スタジオで起こっていること
などなど。
昭和からタイムスリップしてきた市郎(阿部サダヲ)は、その後昭和へ帰る方法を見つけたので、しばらくは昭和と令和を行き来しながらの登場になりそう。一方、研究のため令和から昭和に来ている社会学者のサカエ(吉田羊)は、中学生の息子(キヨシ)が、戻りたくないと言い出し、しばらくは昭和で暮らすことになりそうです。(市郎の娘、純子の家で暮らしている)
市郎の教え子で、将来の夢は「タイムマシンを作ること」と作文に書いていた井上が、サカエの元夫で、ドラマに登場する都バス型タイムマシンの開発者でした。こういう伏線回収もお見事。
さて、令和の世で市郎と渚(仲里依紗)がいい感じになるのですが、近づこうとすると静電気に邪魔されるところを見ると、二人が結ばれると歴史が改ざんされてしまう可能性があるのでしょうね。令和の時代では、市郎はすでに80代。渚は孫世代になるのかな?ムッチ先輩も含めて、血縁関係があるのかも知れません。
毎度おせわがせしますのオマージュか?
そういえば、サカエの息子のキヨシが髪を切って、当時のトレンドである短ランを着た姿が誰かに似ているな~と思っていたのですが…
古いTBSドラマ「毎度おさわがせします」(1985~1987年/中山美穂主演)に出ていた
木村一八
ではないか!懐かしいなあ!
特に小川家でわちゃわちゃするシーンは、"毎度おさわがせ"の雰囲気がありますよね。
『不適切にもほどがある』第2話まで見て、河合優実さん演じる純子は『毎度おさわがせします』の中山美穂さんの要素が多いような気がしました。 pic.twitter.com/0D8JH0iui5
— ノーシン (@nothin0707) 2024年2月3日
見逃し動画で「不適切にもほどがある」第三話も思わず観てしまいました。
— 鈴木正人 (@suzu056) 2024年2月10日
今回は、毎度おさわがせしますにギンギラギンにさりげなく、ロバート秋山の番組は「ギルガメッシュナイト」のイジリー岡田か山城新伍か。
今のコンプラ至上主義で地上波テレビが面白くないのを皮肉り、とっても面白かったっす。 pic.twitter.com/oBZe5Ga0Jw
昭和の頃の番組がオマージュされていて面白かったなあ。令和のコンプラ縛りとは対照的なのが興味深いですよね。
・・・
個人的には仲里依紗が出ているドラマにはずれがない気がしています。あと、ロバート秋山があちこちで活躍し過ぎ!