テレビ雑缶

テレビやドラマ、マンガなどの感想などをつづります。

「それってパクリじゃないですか?」第2話 感想

まずざっと感想を申し上げますと

2話目にして

泣くとは

思わなかった

です。

「白い恋人」と「面白い恋人」。これはパクリかパロディかはたまたオマージュか。
似たような案件が月夜野ドリンクに発生します。
知財を巡り「法」と「情」が対立する社内。

社長がいい人だから訴えを取り消すことは・・・・・・できるはずもなく、当然そこは「法」が優先されるわけです。確かに一つの商品を世に送り出すには、たくさんの開発費、人件費、血と汗と涙、諸々の費用と労力がかかっています。それをシレッと真似して儲けるなんて、あってはいけないこと。

しかし、主人公の藤崎(芳根京子)は、自社商品をパクった会社に情が芽生え、訴えを取り消すことはできないかと主張。北脇(重岡大毅)は当然、取り消すのはあり得ないと言う態度。

そんなこんなで、もうパクリ主を訴えるしかない、訴訟目前のところまできて、なかなかいい落とし所を提案した北脇。ロボットみたいでクールな態度でいながら、最後は割とハートフルな解決に持っていくツンデレさんです。でもこれは決して情に流されたわけではなく、法とルールに則った上での解決方法。

そして、この解決する場面でNHKドラマ「それは経費で落ちません」を思い出してしまったんですよね。このドラマでは基本的にはタイトルの通り「それは経費で落ちないよ」と言う流れなのですが、一度だけ「それは経費で落ちます(by 多部未華子)」の回があって、あの時も泣いてしまったなあと。図らずも、同じ重岡大毅が出ているドラマでした。

「それパク」に話を戻すと、第一話もそうですが、最後は知財と絡めつつもいい落としどころを見つけていく形をベースに、どこかで大きな事件が起こり、最後は会社のピンチを脱出する感じかな?藤崎と北脇の関係はどこまで発展するでしょうか。「石子と羽男」のように、最後の最後まで仕事上のパートナーだったと言う例もありますしね。

3回目も楽しみにしていよう。

↓久しぶりに見たともさかりえは、キャリアウーマン役。