テレビ雑缶

テレビやドラマ、マンガなどの感想などをつづります。

ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」の第8話 ~最終回かな?と思うほどこみあげてくるものが

開始早々から始まるサチから他のメンバーへのメッセージがとてもステキで、それはさながら卒業式の担任の先生からの言葉みたいで、おいおい泣いてしまうようなシーンが15分ぐらい続きました。

「まるで最終回…」と思ったら、しっかり翔子(岸井ゆきの)が視聴者の気持ちを代弁してくれて吹き出してしまいました。ナイス翔子!

それぞれが各自の得意を生かしてカフェ作りに関わる様子は、微笑ましく元気をもらえる日曜の夜です。(実は日曜日に見てないけど)

騙される若菜の母

若菜と祖母の富士子が2人で住んでいた家を出る時に、近所の人に託した新住所が嘘っぱちでスカッとしましたね。さすがにそこまでお人好しではなかったことに心より安堵を。

渡された住所の通りに訪ねて行ったクソオブクソの1人、若菜の母。海辺の掘立小屋には、ボール紙に書かれた「ヒグチ」の札と、人を小馬鹿にしたような顔のイラスト。笑うしかないですね。

それにしてもあの海辺の家は何なんだろう。まるっきり無関係という訳でもなさそうだし、まだまだ謎が多い富士子さんです。

そのころ、他のクソメンバーは

サチの父とバイト先の店長は、すっかり「愉快な仲間たち状態」に(笑)。
クソオブクソと認識してきましたが、どこか憎めない人たちになってきました。店長に至っては「仕事の面では尊敬している」とサチに言われて、その地位が若干上がりつつありますしね。とは言え、もちろん油断は禁物!特にサチの父は、まだ一波乱起こしそうな気配を感じます。

…と、いろいろ思いを巡らせながら見ていたのですが、第8回の「日曜の夜ぐらいは…」も事件が起こりそうで起こらない、またも平和な流れに落ち着きました。カフェ作りをしようと決めるまでは、だいぶ悲壮感のあるストーリーだっただけに、ちょいと肩透かしに感じたりもしなくもないのですが。

まあ、何と言ってもカフェの開店が忙しくて、敵もチャチャを入れる暇がないと言うか
そんなシーンを挟む必要がないというか。

「日曜の夜ぐらいは…」のタイトルは、「日曜の夜ぐらいはほのぼのした気持ちで」の意味なのかな。確かに月曜日にどんより引き摺るような重い展開は出来ればない方が嬉しい。(でも油断は禁物!)

↓ちょっとずつ変わっていくエンディングもステキです。

テーマ曲もすごくよくて、ドラマにピッタリ。これを聞くと「今日がつらくても明日は何とかなる!」と思えてしまいます。

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