テレビ雑缶

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【エルピス 第4話感想】昨日の敵は今日の友?今からでも追いつけるかも

※ネタばれあり、注意

エルピス第4話では、ゲリラ放送した冤罪事件を追うコーナーが話題となり視聴率が上がるという結果に。浅川(長澤まさみ)に激しいパワハラを繰り返していた上司のチーフプロデューサー村井(岡部たかし)も、結果オーライのような態度になり周囲の空気は一変します。この番組を流すことに反対していたはずの局長も「視聴率アップでよかったじゃないか」の反応。

当初、番組を流すことに局長が反対していると言われ諦めかけていましたが、実際には局長まで話は行っておらず、番組の上層部が握りつぶしただけということがわかるやり取りがありました。こういうところも社会の縮図だな。

↓第4話予告編

 

以下、役ごとの感想。

■浅川恵那(長澤まさみ)

初回、見るのがきつかった嘔吐のシーンは出てこなくなりました。
元カレ斎藤とは今回も逢瀬あり。別れてから断捨離して、ほとんどものがなくなった浅川の部屋に、なぜかベッドが新調されたことを斎藤に指摘され、結局は男女のシーンに。とはいえ、今のところ愛情のあるやり取りではなさそう。(浅川側に未練があるだけか、あるいは打算か)

■村井チーフプロデューサー(岡部たかし)

もっとも嫌な人物のはずだった村井CPですが、この回では過去に岸本がいた学校の事件を取材した話をしたり、冤罪事件放送への当たりが軟調していくなど変化を見せます。「実はいい人」のポジションを獲得しそうな空気。

■岸本ディレクター(眞栄田郷敦)

浅川とバディを組んで、冤罪事件を追うゲリラ番組の作成に関わるも、徐々に自分の過去が明らかになり心身の不調に。昔、クラスメイトをいじめで自殺に追いやるできごとがあり、自分は傍観者だったものの、その時の負い目が岸本の人生に影を落とします。浅川の嘔吐シーンはなくなったが、今度は岸本が嘔吐するようになりました。
予告編では、落ち武者のようになってしまっている彼…立ち直るきっかけはあるのでしょうか。

■斎藤キャップ(鈴木亮平)

鈴木亮平と言えば、西郷どんとか花子とアンのイメージしかないので、この役柄にまだ馴染めずにいます。浅川をもて遊びの欲求不満の受け止め役となり、政治家とつるむダーティーな姿。まだまだ闇が深そう。そのうち暴かれるのではないでしょうか。

■ヘアメイクのチェリーこと大山さくら(三浦透子)

浅川らが追う冤罪事件の関係者。殺人犯に仕立てられた男に助けられた経験あり。調査の発端になったのは彼女の告白からでしたが、何やら裏がありそうな雰囲気もあり。

↓第5話予告

↓Tverでスペシャルダイジェスト版があるらしいので、今からでも追いつけるかも。