https://www.nhk.jp/p/ts/VJLNY6JVVM/
たまたま1~2回のダイジェスト版を見る機会があり、興味を持ったのがNHK・BSプレミアムドラマ「仮想儀礼」 。
職を失った公務員と会社員の男性2人で宗教ビジネスを立ち上げる話。最初はインチキくさいのですが、おもしろいことに段々信者が集まってくるんですよね。半信半疑の人や「インチキだ」と離れていく人もいるのですが、ちゃんと救われる人も出てきます。(膝の痛みが直ったとか)
あげく、とある儲かっている会社の社長が信者として加わり、お布施で大枚をはたいたり、教祖役の正彦(青柳翔)を会社のイベントに読んで講和をさせたりと、太客(!)になったのが4回目の話。
\第4回「お金が入ってくる」は24(日)夜10時/
— NHKドラマ (@nhk_dramas) 2023年12月19日
プレミアムドラマ【#仮想儀礼】
インチキな""奇跡""で信者間の口論を収めた正彦(#青柳翔)と誠(#大東駿介)。それに感動した森田(#尾美としのり)が入信し、高額な謝礼で講話を依頼したり、裕福な財界人を紹介するようになる。
毎週日曜 夜10時[BSP4K/BS] pic.twitter.com/XtOl3jRzGv
最初はお布施も数千円ですが、イベントでの講和では現金で200万円を手にし、ちょっと金銭感覚が狂ってきたのが最新話の大きなエピソード。教祖役の引っ越しの時には信者が手伝いに来たりして、着々と教団コミュニティを築いていく様子が描かれています。
宗教の作り方とか広め方って、ちょっとマーケティングの要素が入っていて、お仕事ドラマ的な感じで面白く見ているのですが、現実の世界では社会問題になっていることもあり、地上波で扱うのは難しいのかも知れません。(だからBSなのだと思いますが)
以前、読んだ「完全教祖マニュアル」(ちくま新書)を思い出しながら、視聴しています。久しぶりにまた読んでみようかな。
NHKでやってるドラマ『仮想儀礼』がスゲ〜面白い……。追い詰められた男二人が一攫千金を夢見てテキトーな宗教を立ち上げる話なんですけど、コメディかと思ったら何故人は宗教あるいは信仰に縋るのかというテーマにフォーカスし初めて、段々展開が重くなっていくのがたまらん……
— Rei (@coldblue142) 2023年12月24日
NHKドラマ、『仮想儀礼』がおもしろい。鈴木は自分を宗教者じゃないと言うけれど、「きみが救われるのなら信者が全員いなくなってもいい」という台詞はまさに宗教者のものではないか。少なくとも公務員の論理ではない
— タニシ (@tiny_tiny_sheep) 2023年12月23日
1番おもしろいドラマはNHKの仮想儀礼です
— 冬眠ちゃん (@amam40195971) 2023年12月23日
原作あり。篠田 節子さん著、2011年5月28日が発売日です。
https://amzn.to/3GZcWRL
【公式より、あらすじ】
元・エリート公務員・正彦(青柳翔)と元・ゲーム会社社員・誠(大東駿介)は、ある日突然職を失った。
やけっぱちで始めたのは、「宗教」という名の「ビジネス」だった。
適当につけた教団名「聖泉真法会(せいせんしんぽうかい)」のホームページを立ち上げ、正彦は「教祖」となる。
全てを失う前に二人で開発しようとしていた、宗教がモチーフの壮大なゲーム「グゲ王国の秘法」がお手本だ。
チベットの密教など様々な宗教を継ぎはぎにした教えを基に、身の上相談から始めると、思いのほか人々が訪ねてくる。
儀式の作法や、ワインボトルを石膏で固めたハリボテ本尊の用意など、その場しのぎでなんとか切り抜けていた。しかし、ある企業の社長がパトロンとなった事から、「聖泉真法会」は飛躍的に成長する。
教団施設の提供、多額の献金……信者の数は気付けば5000人を超えていた。
正彦は、当初の目的である「金儲け」に成功する。
だが、素人である自分を心の底から信じる信者達の存在や、教団が大きくなっていくことに戸惑いを感じていた。そんな中、信者達が独自の解釈で「教義」を発展させ、教団は思いもよらない災難に巻き込まれていく……。